病院に行く?②

マンガ

前回(参照:病院に行く?①)の続きです。

血便っぽいものをしたせんちゃん。病院に連れていく覚悟を決めた飼い主、まずは穏便にせんちゃんをキャリーに入れるべく、おやつで釣る作戦を取りました。この日のために、ご飯をキャリーの中で食べさせていたのです。まだまだうまくいく気はしませんが、試す他ないと思って、キャリーの奥底にちゅ〜るを塗りたくり、せんちゃんが中に入っていくのを待つことに。

小窓だけ開けて、キャリーのちょっと離れたところに飼い主は待機して、せんちゃんが来るまで、じっと大人しくしておりました。でも、一向にせんちゃんが来る気配がありません。おそらく、飼い主の焦った様子から、異変を感じ取ったのかも・・・。もう、近づいてこようとすらしない。そもそも姿すら見せないんですから。

しまいには、ちゅ〜るのにおいに釣られたのはかぼすさん。のしのしやってきて、小窓の中に顔を突っ込んで、せんちゃんの代わりにちゅ〜るを味わっていました。違うんだよ〜〜君じゃないんだよ〜〜。というか君は、ちゅ〜るなんてなくても自分からキャリーに入るんだから・・・。

ということで、ちゅ〜る作戦、失敗。というか、この状態で受け身で待ってても、もう絶対にダメだと察した飼い主は、強行突破することにしました。保護猫施設から連れてくる時にせんちゃんが入れられていたネット、保管していたのでそれを取り出して、入り口を広げ、もう直接せんちゃんを捕獲する作戦です。

手袋なんてありませんから、素手で。怪我覚悟です。どうにでもなれ!捕獲して病院に連れていけたら、もうなんでもいい。そんな捨て身な気持ちでした(笑)

でもね、やっぱり無謀だったんです。そろりと近づいただけで、もうすごい速さ。目にも止まらぬスピード。あっという間に距離を取られて、キャットタワーの上段にあるボックスに隠れてしまいました。

ならば。脚立を用意してよじよじ。そのボックスは出入り口が二つありまして、一つは横側、もう一つは窓に面しています。さすがに窓に面したところからは逃げないだろうと思って、なんとか横側の出入り口から手を突っ込んで、捕獲しようなんて思ってたんですね。

しかし、脚立を登り切って、いざ出入り口に手を入れようとしたところ。なんとせんちゃん、まさかと思ってたことをやりました。窓側の出入り口から、うまいこと体を出して、飛び降りたのです。おそらく1.6メートルはあるであろう高さから、びょ〜〜んと大ジャンプ。

ことごとく作戦が失敗してますが・・・。本当に、病院に、行ける・・・のでしょうか・・・。

もう少し続きます(^-^)

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