前回のお話はこちらです。→かぼすさんの大冒険【5】
トカゲさんと出会ったかぼすさん。空腹のあまり、よだれを垂らしてしまいましたが、なんとか理性でそれを抑えて、挨拶をしようと試みております。
ただ、距離を詰めるのが下手くそさん。ちょっと勢いがありすぎたかな。トカゲさんはすっかり、かぼすさんを捕食者として見てしまっているようで、恐怖が最高潮。
そんなトカゲさんの様子に全く気づかない、鈍感なかぼすさん、ずいずい、ずずいと、あっという間にゼロ距離になってしまいました。
そして、ペロリストの彼女は、そのまま、お近づきの印にと、トカゲさんの頭を舐めるのですが・・・トカゲさんにとっては、生きた心地がしないでしょう。それもそう、だって自分よりもだいぶ大きな生き物が、舌を伸ばしてくるのですから。食べられる、とすら思ってしまうはず。
恐怖が最高潮に達したトカゲさん。何をするかと思えば、静かに、とっても静かに、尻尾を切り離してしまいました・・・。これにはかぼすさんもビックリ。というか、自分のせいなんだけどね（笑）
さて、尻尾を切り離してしまったトカゲさん。これから、どうするのでしょうか？逃げてしまうのでしょうか？そしてかぼすさんは、そんなトカゲさんに対して、どんな言葉をかけたりするのでしょうか？それとも、何もしないのかな？
箱入り娘だったかぼすさんがせっかく出会ったトカゲさん。最初は、お腹を鳴らしてしまったけど、仲良くなりたいだけなんだよね。
明日もお楽しみに！
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