ながら威嚇

マンガ

かぼすさん、今、一生分のシャーシャーをしているんじゃないかってくらい、高頻度でせんちゃんに対して怒っているのは、もう何度もブログにしました。せんちゃんをお迎えしてから1ヶ月半弱にも関わらず、懲りずに何度も何度も書いています。以前まで飼い主をガブガブしていた時くらいの頻度で、シャーシャーしているんです。

でも、思いませんか?こんなに叱っていたら、どんなニブチンでも、さすがに学習しませんか?「あ、今行ったらダメだな」とか、「前ああいう感じで擦り寄って怒られたから、今回はさりげなく行ってみよう」とか、そういう空気、察せられるようになりません??普通は、ですよ。普通は。

しかも、せんちゃんのどこがすごいかって、保護猫カフェからお迎えするときは、「距離感とかわきまえられる子なので」って言われてたんですよ。それがどうですか、我が家に来てみたら。かぼすさんへの愛が勝って、わきまえるどころか、毎日体当たりでラブコールしてます。それだけ、かぼすさんに何か特別なものを感じたのだとは思うのですが・・・。「猫をかぶる」とは、せんちゃんのような子を言うのかもしれません。

もちろん、「わきまえる子だから」というのを理由にお迎えしたわけではないので、我が家にさえ慣れてくれたら、なんでも良いのです。ただ、かぼすさんの心労にならない範囲で愛してあげてほしい、と言うのが正直なところ(笑)

さて、そこで飼い主は考えました。なぜ、こんなにも普段怒らないかぼすさんが、頑張って怒っているのにも関わらず、効果はゼロに等しいのか。せんちゃん自身のメンタルが激ツヨと言うのが一番の理由だとは思うんですが、かぼすさんの威嚇の仕方にも問題があるんじゃないかなって思ったり。

普通、本気で怒っていたら、猫って姿勢を低くして、立ち止まって、全身で「怒ってるんだぞ!」ってシャーするじゃないですか。イカ耳にしたりね。何より、この「立ち止まる」と言うのがポイント。

かぼすさんの場合は、ほとんど「ながら」威嚇なんです。具体的に言うと、漫画にした通り。例えば通りすがりにせんちゃんがアタックしてきた際、そのまま顔だけ向けてシャーをして、立ち止まらず、去っていくのでした・・・。イカ耳もせず・・・。

結局、「本気じゃない」と言うのが本当のところかもしれませんね。本当に「うざい!」という程度のテンションだからこそ、ドライブスルー威嚇というか、お手軽な威嚇をするのかも。

でも、それが仇となって、いくら怒ってもせんちゃんに響いていないわけですが(笑)

そして何より、かぼすさんは手を出さないので、せんちゃんは痛い思いをすることもなく、「かぼしゃんは優しい!すき!」ってもっと愛を募らせているのかもしれません。でも、たまに手を上げて猫パンチしようか迷ったり、軽くカフッて、齧ったりはしているんですけどね。しかし齧り方が浅すぎて、せんちゃんには齧られたことを気づかれていません。・・・飼い主にはあんなにがっつり齧るのに、この違いは何?

ということで、結論、かぼすさんはイラッとしてはいるが、本気で怒る気はない。そのために気持ちが伝わらず、せんちゃんの愛がどんどん強くなっていく・・・。そういう循環が、我が家にはできているのでした。

もしかしたら、かぼすさんが本気で怒らず、手もあげず、ってやっているから、2頭とも怪我もせず過ごせているかもしれませんし。かぼすさんも、心労がマックスになって、これではいかんとなったら、いよいよ本気で怒るだろうし。飼い主はそっと見守るだけでございます・・・。

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