前回までのお話はこちらです！→かぼすさんの大冒険【8】
トカゲさんに会えずじまいのかぼすさん、気持ちを切り替えて、伝説のおもちゃを探す旅を再開させました。と言っても手当たり次第、歩くだけです。手に入れたはずの地図も、読み方が分からないので、もう手に持ってすらいません（笑）
ひたすら歩いていくと、そのうち、崖にぶち当たりました。そこには、「上に行け」と示すような矢印が書かれた看板と、崖沿いに伝うロープ。
素直なかぼすさん、そのままロープを伝って、上に登っていきました。
すると・・・。
右と左に分かれる道が出現！さて、どうするかぼすさん。ここで間違えてしまうと、もしかしたら一生伝説のおもちゃにはありつけないかもしれません。
かぼすさんもそれが分かっていたのか、これまでにないほどの集中力を見せました。お手手を頭に寄せて、ちょっと気難しそうな表情をして、じっくりと考えます。五感の全てをおもちゃへ続く道を見つけるためにフル活動させている模様です。
しばらく考え抜いたかぼすさん、ピコーン！と閃いた顔。そして右の道を指差して、迷うことなく、そちらに向かって走っていってしまいました。
果たして、そちらの道が正解でよかったのでしょうか？また明日もお楽しみに！
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