食べ物の名前がついた猫ちゃん（ワンちゃんも）、多いですよね。中には、見た目の可愛らしさが特定の食べ物を思わせたから、という理由で、食べ物の名称で名前をつけた方もいるでしょう。かぼすさんも食べ物の名前ですが、食べ物からインスピレーションを受けたみたいな由来ではないにしても、時折特定の食べ物に見えてしまうことがあります。今日は、そんなお話。
ある日、どうしようもなく五目おこわが食べたくって、早々にもち米を買ってきて、せっせとおこわをこしらえました。実は、もち米を買うの初めて。なんなら、お家でおこわを食べるのも初めてだったのです。ワクワクしながら、干し椎茸で出汁を取ったり、具材を切ったり。自分で作ったことがないものなので、上手にできるか不安でしたが、なんとか完成！
さっそく熱々のうちに・・・。ということで、食べていたところ、かぼすさん登場。飼い主のご飯を横取りするでもなく、テーブルの上にちょこんと座って、黄昏ています。
そんなかぼすさんの、オレンジや焦茶、黒が混じる背中と、おこわを見比べて・・・。似ている、と思いました。三毛猫って、炊き込みご飯とか、そういう醤油や味噌が使われている系の料理に見えることがままあるんですよね。多分、オレンジの毛色が大きな要因。
でも、もちもちだし、ぬくぬくほかほかだし、あながち間違っていないなとも思ったり。
こうなったら、せんちゃんも何に見えるか、考えないと気が済まないのが私。なかなか思いつかなかったのですが、考え抜いて、パッと思いついたのが、「ごま団子」でした。丸いし、中のあんこがせんちゃんの焦げたような毛色みたいだし、これももちもちだし。結構、いいんじゃない？と自画自賛。こういう連想ゲームみたいなの、好きなんですよね。
考えていたら、ごま団子が食べたくなってきましたね。しかし我が家にはごま団子のストックなんてございません。しかも今は23：00（執筆時間）。買いに行く気力もゼロです。というか買いに行ったとて、こんな時間に甘味なんて食べたら、背徳感がやばいことになるのが目に見えてます。
あ、そういえばなんですが。おこわを初めて作ったと言いましたね。熱々の状態で食べたおこわ、もち米なだけあって、もちもちはしていたんですが、なんだかお外で食べたことのあるおこわとはなんか違う感じがして、失敗したかな？って思ったんです。水入れすぎたかな、とか。
でも、翌日、冷凍したおこわをレンチンして解凍し、すぐ食べるのを忘れてすっかり冷たくなってしまった頃に食べてみたところ、知ってるもちもち感でとても美味しくいただくことができました。もち米って、冷えた状態で食べるのが一番美味しいんですね。弾力があって。でも、突き立てのお餅とかを想像したら、熱々の状態だとだいぶゆるいイメージがあるから、そりゃそうか、と腑に落ちたのですが。でもおかげで、ベストな状態の食べ方に気づけたので、今度から臆せずにおこわを作っては、「かぼすさんと似てる」って連想しようと思います。１キロ分買ってしまいましたからね、もち米。
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