天秤にかけて

マンガ

散々、飼い主には未だにシャーシャーで心を開いてくれていないと言われまくっているせんちゃん。ここまで言っておいて、あれなんですが、実は夜は一緒に寝てるんです。意外でしょ?しかも、つい最近って話じゃないんです。ケージから解放生活を始めて、二日目くらいから。なので、実質お迎えしてから1週間ちょっとくらいからでしょうか。

これ、なんで一緒に寝てくれるか分かります?ヒントは、せんちゃんが好きなものです。簡単ですね、そう、夜に寝るときは、かぼすさんが絶対にベッドの上にいるからです。しかも、普段はせんちゃんが近くに来たらすぐに逃げてしまうかぼすさんが、夜寝る時だけは、絶対に飼い主の猫の巣から動こうとしないからです。

だから、飼い主の動きに細心の注意を払いながらも、かぼすさんの近くにいるべく、るんるんで飼い主の猫の巣に来るんです。つまり、天秤にかけられたのも同然ですね。飼い主がいる嫌さよりも、かぼすさんが逃げずに、一緒にいられる、しかもくっついていられる嬉しさの方が大きく上回ったということです。

ちなみに、かぼすさん、夜だからってせんちゃんが来たことに一切遺憾の意を表明しないわけではありません。せんちゃんがぴょんってベッドの上に来たら、とりあえず挨拶がてら、必ずシャーします。そして軽くはむってせんちゃんのお尻あたりを齧ってます。まあ、浅すぎて大抵齧ってることに気づかれていないんですが。

毎回シャーされているのにめげないせんちゃん、メンタル鋼ガールです。一方でかぼすさんはメンタル弱弱ガール。それでもせんちゃんが来てからは、ちょっと強くなったかな。

とにもかくにも、せんちゃんは確実にかぼすさんを堪能できる時間を確保したというわけです。なんやかんやかぼすさんも、来てしまったものは仕方ないみたいな感じで、夜だけはせんちゃんのベタベタを受け入れていますね。夜中、「重てえ・・・」って思って目覚めることが多いのですが、そんな時は必ずかぼすさんとせんちゃんがいい感じにくっついて眠っているので。

ここで飼い主が騒いだり大きくからだを起こしてしまっては、すぐにせんちゃんが逃げてしまうので、十分に可愛さを叫んだり写真撮影ができていないのが悔やまれますが、いつかもっとせんちゃんが飼い主に慣れてくれたら、絶対にこの夜の寝てる姿を激写したい。

せんちゃんがかぼすさんを堪能できるのと同時に、飼い主も心置きなくせんちゃんを、そしてせんちゃんとかぼすさんの「やや猫団子」を堪能できる貴重な時間なのでね。そしてしれっと、ぐっすり寝てるせんちゃんを撫でたりしてるわけです。

朝までぶっ通しでいてくれることはまだなくて、朝起きたらかぼすさんだけって感じなのですが、これが朝までせんちゃんもいてくれるようになったら、それはもう完全に3人(猫)の絆が出来上がったってことですよね。

それでも、徐々にせんちゃんなりに飼い主を「いてもいい」存在とみなしてくれているってことも、ちゃんと伝わってます。たまに眼が合う時の表情が、柔らかくなって、いかにも「飼い猫らしい」顔だったり、ポージングをしてくれることもあるので。

欲を言えば、せめて、爪切りを・・・させて・・・(何度でも言う)。紐で遊ぶと、絶対紐に爪引っかかってますもん。完全に伸びてるやん、爪。いや〜〜〜どうしようね。未だに困ってますよ。

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