かぼすさんに対しては愛情の制御が効かないせんちゃんでしたが、それでも少しずつ、分別がついてきたような気がします。まあ、いいだけ怒られたんで、懲りてくれないと、困るんですが。何度、かぼすさんにラブアタックしては怒られてるせんちゃんを見て、「いい加減懲りて!」って嗜めたことか。
お互い、それぞれ好きなところで寝る昼間。お昼寝タイムが一番穏やかな時間が流れております。せんちゃんはいつものように、キャットタワーのボックスの中で寝ようと思い立ったのでしょう。軽い足取りでジャンプを繰り返し、上段に向かいます。
その時、飼い主は気づいていました。かぼすさんがボックスの中で既に寝ていることを。かぼすさんもせんちゃんも、お互いボックスの中と空中ベッドが好きなので、本当に早い者勝ちなんですよね。どっちかが埋まってたら、それぞれで対応が違います。かぼすさんが後から来た方なら、素直に残った方で寝る。せんちゃんが後から来た方なら・・・ラブアタックしにいって、かぼすさんが怒って、逃げるように場所を譲る。そんな感じです。
でも、今回はそうはなりませんでした。なんとせんちゃん、ボックスの中にいるかぼすさんの存在に気づくと、ちょっと悩んで、ボックスの中ではなく、ボックスの上でくつろぎ始めたんです。成長!飼い主は驚いたのと同時に、嬉しく思いました。かぼすさんの方は、驚きすぎて拍子抜けしたのか、せんちゃんは何もしてないのに、にゅっとボックスから出てきて、せんちゃんの様子を伺っていました(笑)
せんちゃん、さすがに怒られるのに懲りたのでしょうか?今後は、毎回こんな風に、順番をちゃんと守ってくれたり、かぼすさんへのラブアタックも控えめになりますでしょうか??
この、分別せんちゃんを見た飼い主は、そんな期待ばかりに胸を膨らませていましたが、すぐに打ち破られます。やっぱりせんちゃんはせんちゃん。たまに控えめな行動ができるようになったからといえ、元の性格(かぼすさん大好き)は変わりません。いつも通りかぼすさんにラブアタックする時はしますし、不思議と落ち着いている時は落ち着いています。
いずれにしても、ふたりのいろんな関係性が垣間見れることが飼い主の喜びの一つ。これからも、流血沙汰の喧嘩だけしなければ、どんなことをしてもいいから、それぞれのたくさんの表情を見せてほしいな。
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