それはダメッ!

マンガ

かぼすさんとせんちゃん、完全に仲良しになったわけじゃないにしろ、かぼすさんの許容範囲が広がってきたな、と思う場面が増えてきました。せんちゃんが何かするたびにシャーしていたのが、すっかりその頻度も減ったし(なくなったとは言っていない)、飼い主の猫の巣にいるときにせんちゃんが割り込んできても、嫌そうな顔はするけど、すぐに逃げることもなくなり、みっちり詰まって寝ることが多くなってきたからです。

ぎゅむぎゅむになって眠る2頭の猫を見ると、「これぞ多頭飼育の夢!希望!幸せの絶頂!」って気分になります。決まって、せんちゃんが体重をかけてくる左脚が、途中めちゃくちゃに痺れてしまって、地獄を味わうことになるのですが。痺れも地獄だし、限界を迎えて脚を動かすことによって、せんちゃんやかぼすさんが「やれやれ」みたいな感じで離れていってしまうのも地獄。そんなジレンマがあったりもしますけれども。

そういう幸せの只中にいる飼い主ですが、せんちゃんを撫でる時は、少し慎重になる必要があります。あまりかぼすさんに気づかれないようにしないといけないのです。なぜなら、漫画にした通り、せんちゃんを撫でているのを目の当たりにすると、一気にかぼすさんの怒りのボルテージが上がってしまうんですね。これは嫉妬、ですよね。きっと。

せんちゃんを撫でて、せんちゃんの喉のゴロゴロを聞きつけるとすぐに目を開けて、「うう〜」って言ったり、「ニャン!!」って大きめの声を上げて、牽制しようとするのです。かぼすさん、強いなあ。もちろんせんちゃんは、そんな理不尽なお怒りを受けても、全く気にしてない風なのですが(笑)

ということで、せんちゃんだけを撫でると、かぼすさんが「何で私じゃなくてあんたが撫で撫でされてるの!」って雰囲気を醸し出してくるので、猫を撫でるときは交互に撫でるか、もしくは両手を使って片手ずつ同時に2頭を撫でてます。両手に花ならぬ、両手に猫。

気難しいかぼすさんを先に10往復ほど撫で撫で、せんちゃんをそれより少なめに撫で撫で、そしてかぼすさんの顔が険しくなる前に撫で撫で。あれ?なんか、鬼コーチみたいになってませんか?ねえ、かぼすさん?

まあでも、これももしかしたら今のうちかもしれませんし。数年経った頃には、「昔はあんなに仲悪かったのにねえ」なんて、笑い話にするような時がくる可能性だってあるわけですからね!猫たちに寄り添って、できることをするのみ。それが飼い主の使命・・・!

・・・でも、腕がもう一本欲しいなあ、と思う飼い主なのでした。

——————————————————————————————————-
ランキングに登録中です!応援よろしくお願いいたします。


にほんブログ村 猫ブログ 猫絵・猫漫画へ
にほんブログ村

人気ブログランキング

——————————————————————————————————-

コメント

タイトルとURLをコピーしました