重たい猫パンチ

マンガ

温室育ちのかぼすさんと、野良として生きた子猫時代と、猫の上下関係があるであろう保護猫施設暮らしが長かったせんちゃんでは、やっぱり行動の節々にフィジカルの強さの違いが顕著に現れます。かぼすさんも、どんくさいけど遊ぶのが好きだし、ちゃんと動ける子ではあるので、運動神経が悪いわけではないと思うんですが、どうしてもせんちゃんと比べると、体力の面でも力の面でも、勝てないな〜ってところが多いんですよね。

せんちゃんがかぼすさん大好きゆえに、プロレスごっこになってもせんちゃんがすぐに降参ポーズをするので、お膳立てしてくれてる感じが否めません・・・(笑)

いちばんフィジカルの違いを感じるのは、猫パンチ。おもちゃで遊ぶとすぐに分かります。かぼすさんはたとえおもちゃ相手でも、なんとなく優しい、擬音で例えると「たしたし」って感じで軽く叩くような猫パンチをするんですね。まあ、彼女にとっていちばんの攻撃手段はガブなので、猫パンチが得意でないだけかも知れないですが。

もう、本当に可愛い。それで仕留められると本当に思っているのか?って不思議になるくらい。そうやって油断してたらガブリエル降臨するので、甘く見ちゃいけないのですが、猫パンチだけ見たら、脅威なんて一切感じないのです、かぼすさんは。

一方でせんちゃん。漫画を見てお分かりの通り、威力が凄まじいです。擬音で例えると、「だん!!」って感じ。これ盛ってませんよ、猫パンチが床とかカーペットとか飼い主の膝に被弾した瞬間、すごい鈍い音がするんですから。もう、「一発で仕留める!」って強い気持ちがこもりまくっている。

かぼすさんは何発もパンチをかまして、爪を引っかけたり、すぐに口に咥えておもちゃを攫っていくのですが、せんちゃんはそのたった一発の猫パンチで飼い主を怯ませて、いとも簡単におもちゃを掻っ攫っていくのです。もう、覇気の使い手なんだと思います。せんちゃんの猫パンチを目の前にすると、もうおもちゃを譲るしかない・・・って思いになりますもん。不思議とね。

むちこちゃんだとはいえ、からだの大きさはかぼすさんよりも小さいのに、どこにこんな力があるのでしょう。からだや筋肉の使い方が上手なのでしょうね。そして気持ちの問題か。これがいちばん大事かも知れませんね(笑)

そして、今はせんちゃんが手加減してくれているからいいですが、もし万が一、本気の喧嘩が勃発してしまって、この威力の猫パンチがかぼすさんに炸裂したら・・・と思うと、ちょっと冷や汗かきます。絶対、確実に怪我する。かぼすさん反撃の余地もなく、敗北してしまいそう・・・。いや、かぼすさんを過小評価し過ぎかも知れませんが、そう思ってしまうくらい、せんちゃんの猫パンチはやばいんです。とんでもない右手ですよ。爪も伸びてますしね!!(大問題)

だからね、せんちゃん。かぼすさんにはお手柔らかにお願いね。

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