そして暴君に

マンガ

猫吸いは、止めようと思って止められるものではありません・・・。

特に疲れた時は、気づいたらずっとかぼすさんを吸っていることがあるのですが、このときにあんまり鼻息を荒くして深く呼吸しすぎると、かぼすさんのイライラメーターが急上昇。

最初は大目に見てくれて、イラッとした顔をしながらも、飼い主を見守ってくれているのですが、度を過ぎると徐々に飼い主の髪の毛に顔を近づけて・・・髪の毛をかじって牽制してくるのです。この時も顔はかじらないから、偉い。

ちなみにこの牽制を無視して吸い続けると、ガチで暴君になります。この間、牽制を物ともせず背中を吸い続けていたら、すっごい暴君になりました。飼い主の腕や肩を、するめのように噛み締めてきたんです・・・。ごめん・・・。

でもね、かぼすさんのもう一つの偉いところは、怒りを引きずらないこと。あんまり根に持たないんです。だから、ひとしきり飼い主に怒ってスッキリしたら、次、飼い主が近づいても、ころりんってお腹を見せてくれる良い子。

この健気さに、飼い主は「もう決してかぼすさんをイライラさせない」と誓うのですが、どうしても猫分中毒が・・・。疲弊すると猫分を摂取しないと生きていけないからだだから・・・。頑張って自制しないといけない自覚はあるんだ。でも無理なこともあるんだ。

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