お邪魔します・・・

マンガ

猫と暮らしていると、飼い主の場所なのに、そこを陣取られてしまっているなんてこと、しょっちゅうですよね。猫がいる場所は、それがどんなところであっても、もうそこは猫の居場所になる。不思議。

我が家でも、それは日常茶飯事です。むしろ、「飼い主の場所」なんてものがあるのかどうかさえ、怪しい。浴場以外は完全にかぼすさんと共同空間なので、はじめから飼い主だけの場所はなかったかもしれません(笑)

いちばん困るのは、寝る時のベッド問題。寝る直前になって掛け布団を押し入れからマットレスの上に出すのですが、少し目を離すと、ベッドのど真ん中、なんなら枕側ですでに寝る気満々なんてことが度々ありまして。

飼い主が寝るためには、かぼすさんに少し場所を譲ってもらう必要があるため、「お邪魔します、なんなら少し場所をどいていただきたいのですが」と声をかけます。この時点で、よく考えたらなぜ飼い主がお邪魔する立場なのだ?と思うのですが、お猫様を目の前にしたら、不思議なことにどうしてもへりくだってしまう。遺伝子レベルで刻み込まれてる下僕根性でしょうか・・・。

声をかければ、「いいよ!」とでも言いたげに、キラキラした目で、「にゃ」と返事してはくれるのですが、元気なのは返事だけ。からだは一切動こうとしません(笑)

なので結局、かぼすさんを抱き上げてベッドの脇に移動させて・・・ちょっとイラッとしたかぼすさんにたまに腕をかじられて・・・。そんな日々です。それはそれで、下僕として栄誉ある暮らしをさせていただいているので、文句はございません。はい。本当に。

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