
かぼすさんにはちょっかいかけまくりの飼い主ですが、せんちゃんには、なかなかちょっかいをかけることができずにいました。砂のお城のようなもろさの信頼なので、変なことをして嫌われるのが怖かったのです。それでも最近、やっと信頼の土台が固まってきたのを感じているため、少しずつ少しずつ、ちょっかいをかけるようになったのですよね。
と言っても、ちょっかいかける隙がなかなかないので、ちょっかいをかけれるとしたら、飼い主のお膝にいるときか、キャットタワーのボックスの中に収まっている時だけ。それ以外でちょっかいをかけようとしても、やっぱり警戒して逃げちゃうんですよね。そこは変わらず・・・。
さて、今日は、先日せんちゃんにちょっかいをかけた時のお話をしましょう。
とある日の、昼間。その日は晴れていたので、窓際に置いてあるキャットタワー、そのボックスの中に何かがいると、シルエットが浮かび上がってすぐに分かるんです。かつ、せんちゃんはよほど隅っこが好きらしくて、ボックスがせんちゃんの背中とかおちりの形に、もこってなるんですよね。
あ〜〜、せんちゃんいるわ。くつろいでるな〜。そんな気持ちから、ふつふつと、「今ならちょっかいかけれるぞ・・・」。そんな悪い癖が出てしまって、出来心で、おそらくせんちゃんの背中であろう膨らみを、ボックスの布越しに、ツンってしてみたんです。ツンって。軽くですよ。
むにっていう弾力を感じたと思ったら、すぐに、「シャー!」って怒られました。ツンってしただけなのに、そんなに怒る??そう思いながら、空中ベッドで寝ていたかぼすさんに「きゃ〜。せんちゃんに怒られたよ。助けて〜」って、こちらもダル絡み。寝ていたかぼすさんにとってはいい迷惑ですね。
ひとしきり、かぼすさんをぎゅ〜した飼い主。満足して、ふと、上の方に視線を向けました。
そうしたら・・・。もう、ホラーですよね。ジトっと、せんちゃんが恨みたっぷりの目をして、飼い主を見下ろしていたんです。普段からジト目の子が、心の底からジト目になると、もう、思わず本気で「こわっ」て言ってしまうほど、恐怖を感じてしまいます(笑)
ガチギレせんちゃん、しばらく飼い主を凝視した後は、すすす・・・ってゆっくりボックスの中に戻っていきました。そのあとはいつも通り、飼い主の猫の巣に来てくれたので、やっぱりちゃんとある程度の信頼は築けているみたい。
思う存分、ちょっかいかけれるね!(嫌われない程度にね・・・)
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