ガブドリル

マンガ

天性のガブリエルであるかぼすさん。ここまで来たら、このガブリエルは絶対に治らないだろうと思って割り切っている飼い主です。お口もちっちゃいから、そこまで痛くないしね。いや、痛いは痛いんですけど、笑って我慢できる程度。慣れたとも言います(笑)

しかし、そんな飼い主でも、「イタタタ!」って声をあげて、かぼすさんのガブガブを制止しようとする種類のガブがあります。それが、名付けて「ガブドリル」。わざわざ名前をつけるところから、とんでもないガブだということを察してください。

よっぽど不服な時、フラストレーションが溜まっている時じゃないと、このガブドリルは繰り出されないのですが、一度ガブドリルが始まると、ガブスイッチがオフになるまで結構時間がかかるんです。目がマジ(野生の目をしてる。興奮してるからランランとしてます。見ればすぐに「あ、ガブドリルされる」ってなる顔)なので、お許しを〜〜って必死に制止するのですが、なかなかやめてくれなくて。

お口の小ささ、顎の力の弱さをカバーするために、独自に編み出したガブ方式なのでしょう。可能な限り深く噛みついたあと、ぶるぶる!!と顔を左右に振りまくるんです。こ、これ、大型猫科動物が、獲物の肉を食いちぎる時にする動きではないんか!!?や、やられる・・・!

まあ、もちろん食いちぎることなんてかぼすさんのお口では不可能なので、飼い主がただただ痛い思いをするだけで終わります。血も出ない。歯型はえぐいくらいつくし、たまに僅かに皮がめくれたりしてるけど。でもね、本当に齧ってる時の頭の振り具合が本気すぎて、ちょっとショックを受けたりしてます、勝手に(笑)

ここまでガブをするときは、仕事が忙しくて帰りが遅くなる日が続いたりして、なかなか遊べないという時が多いので、かぼすさんにとってはストレス発散だったり、主張の目的でやっていると思ったら、ごめんねって思いますし。仕事の時間がもう少し短くなるか、一日の自由時間部分だけ長くなったらいいのになって何度思ったことか・・・でもそんなの不可能なので、なんとか時間を捻出して、遊ぶ隙間を作らないとね。齧られた(叱られるのと同義)後に遊ぶから、もしかしたら齧ったら遊んでくれるって学習している可能性も捨てきれない・・・。悪循環になっているかもしれない(笑)

でもしっかり継続して遊んでいれば、通常のガブはすれど、ガブドリルは発動しないから!

ちなみに室内飼いの猫でも、齧られたら稀に細菌感染みたいなのを起こすことがあるみたいなので、本当は要注意らしい。我が家、ほぼ毎日齧られて問題が起きたことはないけども、油断しすぎたらダメですよね。防止策として、飼い主の免疫力が低下しないように、っていうのだけは気をつけてます!免疫落ちたら、感染しちゃうかもしれませんので。(ガブを治そうとはしてない、というかできない)

いや〜このガブドリル、動画に収めたいのに、かぼすさんは動画を撮り始めたらガブを止めるのがずる賢いんですよね。DVの証拠を残させないみたいな。撮り始めたらすぐ「すん・・・」ってなって腕から離れるんですよ。絶対、いつか、証拠ゲットしてやるからな!

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