やっぱ寝る

マンガ

朝、本当なら、いつまでも布団の中にいたいですよね。

我が家では、基本的にかぼすさんの方が目覚めてからの行動が早くて、「起きる」と決めたらすぐに布団から出て行きます。先代猫のこつぶさんなら、布団から出ようとするときに、ちょっと私が引き止めれば、「仕方ないな・・・」って感じで布団に留まるのですが、かぼすさんは一切の迷いもなく出ていくんです。

それどころか、飼い主の顔側から出たら、引き止められるのが煩わしいのか、足の方の布団を掻い潜って出ていってしまうんです。その潔さ・・・。私にも分けて欲しいくらいだ。

でもこの間、さすがの寒さにかぼすさんも耐えかねたらしく、いつも通り目覚めて、「よし起きるか」とからだを起こしたところまでは良かったのですが、そこで飼い主が出てほしくなさそうに言葉をかけると(腕で静止しても振り払われるので、もう言葉だけ)、目をしぱしぱさせながらしばらく迷って、もう一度飼い主の腕枕に顎を乗せてくれたんです!!

飼い主を優先してくれたような気持ちになって、とても嬉しかったのを覚えてます(笑)

ところで、猫が手だけをからだのどこかに乗せて、全体重をかけてくる時って、何気に痛くないですか?この時、飼い主の腕にお手手を乗せた状態で立ち尽くし、しばらく悩んでいたかぼすさんだったのですが、飼い主の心情的には「痛い・・・悩んでくれるのは嬉しいがとても痛い・・・早くどちらか決断してくれ・・・!」の気持ちでいっぱいでした(笑)ある意味かじられてる時より痛いんですよね。圧がかかって。

腕の関節あたり(よく採血とかで注射刺されるところ)とかで立ち止まられたら、「これはわざとなのでは?!飼い主何も悪いことしてないよ?!」という気持ちで叫び出したくなります。叫び出したくなるだけで、ぐっと堪えるのですが。猫の前では、ニンゲンは無力・・・。

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