かぼ釣り

マンガ

せんちゃん、サバイブ精神が強いので、同時におもちゃへの執着もすごいです。かぼすさんの比にならない。かぼすさんは、「じゃれる」ことを楽しむために、ある程度ホールドした後、すぐに手を離してまた投げてもらったり紐を揺らしてもらったり、という感じですが、せんちゃんは一度キャッチしたら「絶対に離さない」モードになります。これがまあ、すごい怪力。

あんまり引っ張り合いっこして、お口の中が傷ついたり、大事な大事な歯に何かあったら悔やんでも悔やみきれないので、せんちゃんからおもちゃを離す気配が感じられなかったら、飼い主は割とあっさり諦めておもちゃを手離します。

そうしたら、せんちゃんは誇らしげにおもちゃを咥えて、向こうに去っていきます。これはかぼすさんと同じですね。猫というのは、やっぱりゲットした獲物はしっかりと胸を張って、堂々と、自分だけの場所に持っていかねば!という使命があるみたいです。

なお、かぼすさんは以前ブログでも書いた通り(参照:上と下のギャップ※めちゃくちゃ昔の記事)、お顔がどれだけキリッとしていても、からだがずんぐりむっくり、かつおもちゃ運搬時は大抵ガニ股なので、なかなかアンバランス。ですが、せんちゃんは手足が長いので、おもちゃを運搬する姿、とってもサマになっています。野良でも生きていけそうな力強さを感じるのです。

話が逸れました。元に戻しますと、例えば釣竿型のおもちゃで遊んでいたとするじゃないですか。そしてそれを奪われるじゃないですか。そうすると、せんちゃん、当たり前ですがそれをずるずると引きずって行きますよね。そこに現れるかぼすさん。そう、おもちゃが引きずられる音に誘われたみたい。

そしてそのまま、引きずられていくおもちゃを追いかけて、向こうの部屋に消えていくのでした。その先にいる「せんちゃん」という存在に気づかずに・・・(笑)手前に飼い主が大人しく座ったままなのだから、そのおもちゃを動かしているのは飼い主ではないと、気づいているはずなのですが。もしくは気づいていたけれど、あえて行ったのかな?

おもちゃや遊びを通じて、一瞬「仲良くなったかな?」と思うことがあっても、普段はやっぱりウザ〜ッて怒っています。遊んでいる時は、本当に楽しそうなんですけどね・・・。こればっかりは、毎日言ってますが、飼い主にはどうしようもできませぬ。かぼすさんの気持ちがいちばん。

まあ、せんちゃんの愛を伝える勢いが、もう少しお淑やかになってくれたら、また状況はコロっと変わるとは思うんですが・・・。強く伝えたい愛があるのだから、それはそれで仕方ないですね。ふたりの距離感を見守っていきましょう・・・。

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