聞かれてしまった

マンガ

引き続き、引っ張りまくって申し訳ないのですが、ワクチン接種の日のお話。無事接種を終えて帰路についている時、もうず〜〜っと恨み辛み、早く帰りたい一心での文句を、にゃもにゃも喋っていたかぼすさん。かぼすさんのお喋りは、お家の中だけじゃありませんでした。

しかも、いつもみたいに可愛いお声でお喋りしてくれればいいのに、もう、全然違うんですよ。声のトーンも低いし、本当ににゃもにゃも言ってる。ぼやいてる、って表現がぴったり。一声とかじゃなくって、もう完全に一言多い感じで喋ってるんですよね。

で、ひとりで文句言い続けるのも寂しかろうと思って、律儀に返事する飼い主。あんまり人気のない道だったので、小さめの声ではありましたけど、家にいる時みたいに、ガッツリ会話してたんですよね。だってひとつ返したら、かぼすさんがさらなるボリュームでお喋りするから。

そうやって、かぼすさんの怒りを鎮めようと宥めていた飼い主。かぼすさんとのお喋りに夢中になりすぎて、周りなんて全く気にしてませんでした。いや、前方くらいは見ていたのですが、横も後ろも、注意を払うのを忘れてしまっていたんです。動物病院を出てしばらくは、気をつけていたと思うんですけれども・・・。

もう散々喋っている時、真横を通り過ぎていく、女性・・・!ビックリするやら、恥ずかしいやらで、口を開けたままその女性の背を目線で追いかけながら、思考がフリーズしてしまいました(笑)

やっぱりほら、もしその女性にペットがいたら、お喋りしまくってても、なんとも思わないと思うんですよ。でも、そうじゃない方からしたら、変に思われてしまうじゃないですか!まあ、その後会うことはほぼないだろうし、会ったとて「あの時の」ってなるわけないので、気にするだけ仕方ないのですが、咄嗟に恥ずかしさを感じてしまいました。

そんな飼い主に、かぼすさんは容赦なし。飼い主の声が途切れたもんだから、一際大きな声で、「にゃも〜!」って叫ばれました・・・。早よ帰れ!ってことですね。帰ってるんじゃ!(笑)本当にもう。

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