探すよ

マンガ

せんちゃんの大好きなおもちゃ、魚。かぼすさんは紐が好きな一方で、せんちゃんは投げたりくわえたりする系のおもちゃが大好きです。そんなせんちゃんに、ひとつお戯れを。

猫飼い、みんなやったことがあるのではないでしょうか。そう、おもちゃの投げたふり。察しの良い子だったり、やりすぎると反応が薄くなっちゃうかと思いますが、我が家では、かぼすさんもせんちゃんも面白いくらいちゃんと反応してくれます。

せんちゃんには、まだ数えるくらいしかしたことがないので、そりゃもう・・・。普段、俊敏なせんちゃんがおとぼけな姿で、愛しくて苦しくなるくらい、可愛いのです。

魚をブンブン振り回して、集中させてから、背後に投げるふりをしつつ、実はお魚さんは持ったまま。「それらしく投げるふりをする」って、結構高度な技で、普通に失敗することもあるんですが、多少バレるかなって感じになっても、せんちゃんはちゃ〜んと引っかかってくれるのです。

お魚さん、投げられたはずなのに、ない!ちゃんと、投げられた軌道を見たはずなのに、影すら見当たらない!あれ、あれれ。せんちゃんのまんまるなお目目・・・。普段ジト目ですから、丸くなったら、それだけでもう面白いのです。ちなみにこの戯れをした日は、晴れておりまして、窓の方に投げるふりをしたものだから、目の形はまんまるだけれども、黒目は細くなってます。このアンバランスな、しかし猫らしいお目目も、いとをかし・・・。

目で追うだけじゃなくて、しっかり飼い主の背後まで確認してきました。抜け目ないな。飼い主も、お魚さんを持っていることがバレないように、角度を調整しつつ、不自然じゃないようにするのに骨が折れました。だって、結構くまなく探してくるんですもん。

かぼすさんは、一通り探してもなかったら、比較的早めに諦める(そのうち出てくるでしょって感じ)のですが、せんちゃんはなかなか諦めませんでしたね。可愛い、可愛い。

なお、このとき高みの見物をしていたかぼすさんには、お魚さんの行方はバレバレでした。最初から飼い主の背中側にいましたからね。一生懸命探すせんちゃんを、ぷぷ、なんて、面白おかしく笑っていたりするのでしょうか。それとも、興味ないかな。ドライだからね、かぼすさんは。せんちゃんだけじゃなくて、飼い主にも、意外にドライですから。甘える時は甘えるけどね。

せんちゃんが、この戯れの真相に気づくときは来るのでしょうか。気づく時が来ても、分かっていても、いざフェイントされたら、気づかないものなのかもしれないですね。現に、高みの見物をしていたかぼすさんだって、自分がされたら探しに来るからね。いや、フェイントって分かっているものを、探してやるところまでが、セットなのだろうか。飼い主が、遊んでもらっている可能性も、なくは、ないですね・・・(笑)

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