思わずツッコミ

マンガ

おしゃべりな猫、かぼすさん。日々、色々な要求を飼い主に飲んでもらうべく、七色の声音を駆使して美しくて可愛い声を響かせています。もう、素直に「めっちゃ喋るやん」ってつい言葉にしてしまうレベルでおしゃべりです。やりたいことに溢れてるんですねえ。その全てが望む通りにできるかというとそうではないので、喋らせっぱなしのことが多めです。

遊べとかなら、全然言うこと聞くけど、やれ玄関に行きたいだの、やれお風呂場を見たいだの。大晦日の大掃除の時に浴槽の中(水は張ってない)に入ってみてから、どうやらお風呂場にハマったみたいでして、最近はめっぽうお風呂場の前にスタンバイして、扉を開けろとごねております。

たまに「飼い主が開けてくれないなら自分で開ける!」って、小さい手を頑張って隙間に引っ掛けては開けようと試みたりもして。お風呂場のドアなんて、絶対に開けることはできないんですが、絶対に開けられないと思ってたクローゼットをいとも簡単に開ける子なので、そのうち本当に開けてしまうのではないかと戦々恐々としてます(笑)

まあ、今のところ「引く」動きしかしてないので、大丈夫そう。だってお風呂場の扉は、「引く」じゃなくて「押す」じゃないと開かないので。クローゼットとかタンスのおかげで、かぼすさん、閉まっているものは何でも「引く」ことによって開くものと思い込んでいるみたいです。

ということで、延々とおしゃべりするかぼすさん。その必死な声に触発されるのが、せんちゃん。くつろいでいても、かぼすさんの声がすると、ソワソワしだすんですよね。いてもたってもいられなくなるみたいです。小さい声で返事をして、会話した気になってみたりとかしてます。

かぼすさんに対しては愛に溢れたリアクションをするせんちゃん、特に面白いのは、かぼすさんの要求がクライマックスかな?って感じになって来た時、もうじっとしてられなくて、ベッドに寝ていたところをガバッと体を起こして、使命感いっぱいの表情をしながら、「かぼしゃんが呼んでる!行かなきゃ!」って、かぼすさんがいるところに飛んでいくんです。

思わず飼い主は、「いや、絶対違うと思う」と突っ込んでみたりするんですが、かぼすさんのことしか考えられないせんちゃんには、そんな言葉届きません。

足早に洗面所へ駆けつけるも、聞こえてくるかぼすさんのシャー。ほらね、言わんこっちゃない。

どうなるか、結果は手に取るように分かるのに、それでもかぼすさんの側に行かずにはいられないし、どんなに怒られたって、どんなに寝ていたって、かぼすさんが困っていそうだったら駆けつける。究極の愛の形かもしれません!献身の心だね。かぼすさんがそれを求めているかどうかは、この際、置いておきましょう・・・(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました