ガブの真相

マンガ

かれこれ3年以上、かぼすさんのガブと付き合ってきた飼い主。鼻にシワが寄るくらい、ガブーッと噛み締めることもあるので、もはやこれは本気噛みなのでは、と思ったりしていたのですが・・・。せんちゃんをお迎えして、とある出来事を通じて、「かぼすさんのアレは決して本気噛みじゃなかった。猫の本気はあんなものではない」と確信しました。

とある出来事というのが、漫画にした通りのこと。

私、せんちゃんと仲良くなりたくって、まだまだシャーされるけど、たまにナデナデさせてくれるようになったし、手からちょっとだけでもご飯食べてもらって、心と物理的距離をどちらも縮めようと思ったんですね。

なので、せんちゃんは自分のご飯を全て平らげた後でしたが、かぼすさんが余したカリカリを数粒いただいて、手のひらに乗せて、「ご飯だよ〜」って、せんちゃんに手のひらごと差し出しました。

案の定、最初は警戒してなかなか近づいてくれないせんちゃん。でも、ご飯は食べたい。お腹いっぱい食べたはずだけど。食べられるなら、もっともっと食べたい。食い意地張ってますからね。いろんな葛藤を抱えながら、結局は食欲が勝ったせんちゃん、来てくれました!

もちろん、いつでも逃げられる体勢。そして飼い主は限界まで手を伸ばした状態です。さすがに腕を折り畳んだ距離ではまったく来てくれませんでした(笑)とほほ。

でも、手から食べてくれるようになったっていうのが、大きな一歩!飼い主はとっても嬉しかったんです。嬉しかった、過去形、意味深ですね。いや嬉しい事実というのは変わらないし、なくなるわけではないんですが。

カリカリを口に含もうとしたせんちゃんに、中指の指先をガブッと齧られました・・・(笑)いや、齧られたっていうより、歯が当たったという表現の方が、正しいかもしれません。それなのに、出血したんですよ!!!指先もじゃっかん痺れるくらいには痛かったです。

あ、最初にフォローさせていただくと、せんちゃん、決してわざとじゃないです。ご飯の食べ方のクセがかぼすさんと違うので、飼い主がただただ油断したんですよね。かぼすさんは舌で一つ一つ粒を拾って食べるので、歯が当たるなんてことはまずないんですけど、せんちゃんは歯で粒を拾いに行くタイプなのです。一回でより多くのカリカリが口に入るように・・・なんですかね。考えた上での食べ方なのかは分かりませんが、まあ、そういう食べ方だからこそ、それを把握しきれてなかった飼い主が、自己防衛できずにケガしただけなのです・・・。油断大敵。

そしてビックリなのが、傷口が綺麗に切れたみたいになっていたのか、翌日には綺麗にくっついてほぼ跡形もなかったみたいになっていたんです。ちょっと中で内出血っぽいのが残ってるだけ。猫って、ちゃんと肉を切り裂く歯をもつ、肉食動物なんだなって改めて感じました。

ま、今度は注意して再挑戦します!(懲りない)今回も齧られはしたけど、手を引っ込めることはしなかったから、ちゃんと食べてはくれたんですけどね。

ということで、かぼすさんにガブされても出血までは行かなかった飼い主。初めてガブで血が出て、初めてかぼすさんのガブが本気噛みではないことを知り、あのガブリエル降臨はただのお戯れであることにちょっとした喜びなどを覚えた話でした。

なお、せんちゃんをお迎えしてから、なぜかかぼすさんのガブリエル降臨頻度は激減しました。多分ガブリエルどころではなくなったか、もしくは昼間、せんちゃんがいい感じに遊び相手になっていて、遊びに対するフラストレーションを溜めることが少なくなったからだと思われます。やっぱり、ニンゲン一人では、かぼすさんの底知れぬ遊び欲を全て埋めるのは難しかったから・・・。ありがとうね、せんちゃん。

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