せんちゃん⑥

マンガ

さて、無事、我が家に到着したせんちゃん。キャリーの中に入れてはいるものの、やっぱり猫のにおいや気配はするようで、お出迎えに来たけどいつも通りの熱烈さはなく、目をまんまるくして警戒している様子のかぼすさん。「その中にいるのは何だ?!」って感じで、ずっと鼻をヒクヒクさせて、においを目一杯嗅いでいました。

喧嘩になっても、お互い可哀想だし、何より車に乗って疲れたせんちゃんが不憫なので、さっさとケージの中に入ってもらって、目隠しの布を下ろしました。本来であれば部屋ごと分けるべきなんだろうけど、部屋が広くないもので、これで猫たちには我慢していただく。ごめんね。

ここでかぼすさん、せんちゃん①の時の状態になるのでした。ず〜っと、目隠ししているケージの周りをウロウロ。腰を低くして、目を丸く、黒くして・・・。自分のテリトリーに入ってきた猫を、においと気配で見定めているようでした。

そして、目隠しといっても簡単に巻いて洗濯バサミで留めているだけだし、一周しきれているわけでもないので、隙間ができちゃうんですよね、どうしても。その隙間をめざとく見つけたかぼすさんが、そこから顔を入れて野次馬をするんです(笑)ビビリなので、腰を低くしたまま。自分も怖いなら、放っておけば良いものを。でも、やっぱり自分の縄張りなので、そういうわけにもいかないみたい。猫の世界も大変だ。

おそらく目隠しの中で新入りを視認した後、すぐにピャ〜っと逃げる。喧嘩を売る度胸はないようで。でも、飼い主が近くにいると、気が大きくなって、シャーって威嚇するんですよね。その威嚇も、控えめ。多分やり返されるのを恐れている。それか、本気のシャーのやり方を知らないのか・・・。ただ、嫌いというよりも、怖いという感情でシャーしている感じなので、まだまだ相性の良し悪しは図りきれない。最初はこんなもんだ、なんなら初日で目隠し突破してるんだから、ステップとしては飛びすぎているくらいかもしれない・・・なんて飼い主は考えてました。

ちなみにせんちゃんはと言うと、この状態でかぼすさんにシャーすることはなかったのですが、ニンゲンにはシャーしっぱなしでした。ご飯をあげようとしたりトイレ掃除をしたり、野次馬しに行ったかぼすさんを引き戻すのに、どうしても目隠しを開けたりせんちゃんの視界に入ってしまうのですが、その度に目があっては、シャーって。

ただ、こちらもビビリのシャーの仕方。本当に怒りん坊で気が強い猫のシャーは、こんなものではないのを私は知っている・・・。先代猫のこつぶさんが、本気でキレた時のシャーを度々見たことがあるから・・・(笑)

我が家にいる猫は、みんな小柄で、ビビりらしい。

あ、そうだ。そろそろ、ブログのプロフィールを書き換えないと。せんちゃんを追加しないといけませんね。ブログのタイトルはこのまま「朝4時、かぼすとパーリナイ!」のままにしますが、なんかせんちゃん風味を足したい。ゆくゆく!

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