前回のお話はこちらから：かぼすがおネコになるまで【１】
おじいさん神様に呼び止められた天使魂ちゃん。「順番がきた」という言葉に大喜びです。どうやらずっと心待ちにしていた模様。抑えきれない嬉しさで、眩しいくらいキラキラしてますね。
なんでこんなに順番が来たことが嬉しいのか。それは、愛される存在になれるからに他なりません。この天界は、いのちになる前の天使魂たちが漂っている世界と、前回にもお話しましたが、順番が来るまでは天使魂のまま。順番が来て初めて、ようやく「いのち」になることができるのです。愛される存在になるために、ぽよぽよ、広〜い世界を飛んでいるのです・・・。
そして、おじいさん神様が取り出した、ぶ厚い本。これはカタログですね。なんのカタログかというと、生まれ変わるいのちを選ぶための本でございます。ちいさなちいさな手を使って、天使魂ちゃん、ペラペラとカタログをめくり出しましたね。その後ろで、優しく微笑むおじいさん神様・・・。ここはすべてが優しい世界のようですね。
さて、この天使魂ちゃん、次回はカタログの中身を見る編です(^ ^)お楽しみに！
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