助けて当然でしょ

マンガ

かぼすさんは横着もの。キャットタワーの上に行くのに、順当なルートではないところから行こうとすることがしばしばあります。いや、分かるんですよ。近道をしたい気持ち。でも、かぼすさんが選ぶルートは近道とも言えない・・・大して変わらん・・・ただ労力だけ増えたような・・・こんなことをかぼすさんに言っても仕方ないので、飼い主は静観するのみなんですが。

ただ、あまりにも後先考えてないだろってこと、お猫様にはよくありますよね。いっぱい考えているように見えて、結局詰めが甘いって、なんて愛おしい生き物なんだろうか・・・。

と言うことで、かぼすさんの詰めが甘かった話。キャットタワーの隣に、病院に行く用のキャリーリュックを常に設置しているんですが、そこに座って、空中ベッドをじっと見上げていたんです。そこで飼い主は察しました。あ、そこから飛ぶつもりだなって。

でも、絶対に失敗する未来が飼い主には見えていたので、一応声をかけたんです。「やめた方がいいと思うな」って。でも、自分が決めた道をゆくかぼすさん。飛びました。綺麗なフォームで。そして、空中ベッドの縁にしがみつき・・・。

そこから、懸垂!頑張って上がろうとするのですが、なかなか上がれない。あんよも上手に使おうとするのですが、空中ベッドにかすることもなく、ただワタワタしているだけの状態になってしまいました。だから言ったのに・・・。

失敗が目に見えていた飼い主は、すぐに駆け寄れるようにスタンバイしていたので、すぐに立ち上がってかぼすさんのもがくおちりを手で支えてあげました。ふう、と落ち着くかぼすさん。ワタワタするのに疲れたらしく、飼い主の支えでしばらく休んでました(笑)はよ、上がらんかい。

この、万が一のことがあっても飼い主が助けてくれるだろうみたいな雰囲気、もう完全に「イエネコ」という品種なんだなあって感じです。これ、飼い主が家にいなかったらどうしてたんだろうって思ったりもするのですが、多分頑張ろうとせずにダメだと思ったら諦めると思われます。

飼い主の両手が塞がっている時に、よく抱っこされにジャンプして飛びついてくるのですが、爪切りしたばっかりだと、飼い主の助けがないと胸元まで上がってこれないかぼすさん。しばらくしがみついて何とかよじ登ろうと試行錯誤した末、爪がないから無理と判断したら、すぐに降りますからね。だからこれまで大きな怪我もせずに来てます。

あ、ということは。かぼすさん、後先考えることができてないわけじゃなくって、とりあえずチャレンジしてみて、やっぱりダメだったら一回諦めるって、そういうタイプな感じ?チャレンジ精神は大事ですからね。うんうん。

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