かぼすさんは、猫らしく、自分ではなく飼い主を動かすのが上手です。
おしゃべりニャンコであることを活かして、まずは声で飼い主の気を引きます。そして気を引いた後は得意技の圧飛ばし。かぼすさんは自分の求めることを飼い主がしてくれるまで、微動だにせず、じっと飼い主を見つめてくるのです。
飼い主に来て欲しくて呼んだのに、「おいで〜」なんて的外れな返答が返ってこようものなら、本当の意図に気づいてもらえるまで、永遠に見つめ続ける。作業に夢中になって視線に気づかないようであれば、恨めしい声でもう一度鳴けば良いのです。この恨めしい声が、なかなか動こうとしない飼い主には効果テキメン。
だって、罪悪感を植え付けられるから・・・（笑）
文字にすると大したことないように見えますが、本当に恨めしい気持ちが声に全て詰まってるんですもん。猫って、感情を声に乗せるの、とんでもなく上手ですよね。
ということで、かぼすさんの意思の強さ（私は行かない、お前が来い。）に根負けして、仕方なく飼い主は作業を中断して、かぼすさんが待ち構えるところに赴きます。かぼすさんは女王様ですからね。
そうやって飼い主が重たい腰をあげてそばに来ると、かぼすさんはさっきまでの圧はどこへやら、一瞬で甘えモードに変わりました。か、かんわええ〜〜〜！
この、キャットタワーの限られたスペースの上でコロコロしながら、全力ですりすりする姿、本当に可愛いんですよね。愛しい。たまに通路になってる穴に落ちそうになったりしているんですが、それでも全力ですりすりしてくれる。そうかそうか、そんなに飼い主が好きか・・・。
そう油断して、撫でるために手を伸ばすと、場合によりガブリエルが発動して齧られます。キャットタワーの上にいると、飼い主より視線が高いところにあるので、多分普段より気が大きくなるんでしょうね。まあ、通常モードでもガブリエルではあるんですが、ガブリエルになる頻度が、通常より多い気がします（笑）
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