我が家、あんまり建て付けがいい方ではないので、外が大荒れだと、よく玄関ドアから隙間風が入ってきて、キッチンや居間につながるドアがガタガタと音を立てます。
それ自体はもう慣れっこなので、飼い主もかぼすさんも、たいして気に留めることはないのですが、ある日、異常なほどガタガタいう時があって、さすがに不思議に思った飼い主。
ちょっとの間、一時的なものであれば、風が強いんだねえで済むのですが、5分ぐらいずっと絶えずガタガタいうもんだから、不安になってきました。
一人暮らしで、かぼすさんを守るという責務がある飼い主は、「もしかすると誰かが侵入しようとしてドアをこじ開けようとしているのかもしれない」などと早とちりして、勝手に警戒心マックスに。
そろりそろりとドアに近づいていって、様子を伺うように玄関に繋がるドアを開けて顔だけ出したところ・・・足元から「にゃー！！」という声が。
すっごい訴えたそうにしているかぼすさんが、もうひと鳴き、「んわあ〜！」と叫びました。この鳴き声、飼い主になんとか何かをしてほしい、何かを切に訴えたい時によく出す喋り方なのですが、どうやら、いつの間にか閉め出してしまっていたようでした・・・。
条件反射で謝り、抱き抱えると、だいぶ冷えてしまっていて、大反省。おそらく10分くらい前に、トイレに行くのにドアを一緒に開けていたのですが、その時に一緒に玄関側に来て、そのまま飼い主に気づかれず、置いてけぼりにされたのだと思います。
本当に猫って、気づかないうちに足元で一緒に移動したりしているから怖いよ・・・10分で気づいてよかった。そしてドアをガタガタして、一生懸命開けようとしたかぼすさんも、グッジョブ。玄関はほぼ外気と一緒だから寒かったね・・・。
それから、トイレに行った時は、360度、猫がいないか確かめるようになりました（笑）
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