ビタン！！

いつも抱っこしてほしいかぼすさんvs今はどうしても手が離せない飼い主の戦い。特にお皿洗いをしているときに発生します。両手が塞がりますからね。ご飯作りくらいだったら、片手塞がっててもできることがあるので、状況に応じて抱っこに答えたりしてますが、お皿洗い時は絶対に無理・・・。

でも、かぼすさんの強い気持ちは止まりません。抱っこされたいって気持ちになったら、どうしても抱っこしてほしい。抱っこしてくれるまで、飼い主の足元をうろちょろ、視線での圧力、呼びかけ。できる主張は全部します。

そんなかぼすさんの様子を見て、「抱っこされたいんだな〜」って理解はしているものの、飼い主だって抱っこしたくてもしてあげられない時だってあるんです。でも、喋りかけてきているのに対して無視だけはしたくないので、とりあえず返事だけはする。最初はしっかりと、それでも鳴き止まない時は、どんどん適当になりますが・・・。

そして、飼い主、お皿洗い大嫌いなので、シンクがいっぱいになるくらい溜めてしまうこともしばしばありまして。そんな時は、時間もかかってしまいますね。だから、いつまで経っても終わらない、抱っこしてくれない飼い主に、さすがのかぼすさんもイライラ。もう、堪忍袋の緒が切れた！！

・・・お皿洗いをしていて、かぼすさんの怒りに気づかない飼い主。悠々と、呑気に、お皿を洗い続けます。そんな飼い主の脇腹に、ビタン！！という、普段の生活をしていたら絶対に感じない、不思議な衝撃が走りました。「え、何事？！」と思って、衝撃のあった脇腹を見下ろすと・・・。

かぼすさんが、コアラのように、引っ付いてました。そう、待ち切れなかったかぼすさんが、飼い主の空いている脇腹に飛びついてきたんですね。抱っこしてくれないなら、されに行けばいいじゃない、の精神。思えば、いつも飼い主のスタンバイを待たずにジャンピング抱っこされにきているので、その延長といえばそうなのですが、さすがにこんなに有無を言わせない抱っこはビックリしました。

いつも、「危ないから、目が合ってない時とか、飼い主が待ち構えていない時にジャンプしてくるのはやめてね」って言ってるんですが、かぼすさんにとっちゃ、そんなの知ったことではないですね。知ってます。

そのまま、かぼすさんには肩の上に移動してもらい、最後までお皿洗いを終わらせて、しっかり抱っこさせていただきました。自分のしたいこと、してほしいことを主張できるのは素晴らしいこと。飼い主がもっと柔軟に対応できるようになれば良いよね。

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