嫌々

マンガ

結構フットワークが軽めの猫であるかぼすさんも、やっぱり、「全部が面倒くさい」モードに陥ることがあります。

いつもは、名前を呼べばこっちに歩いてきながら返事をしてくれたり、返事をしてくれなくてもすぐに顔を向けてくれたり、何らかのアクションをとってくれることがほとんど。

ちなみに先代猫のこつぶさんは、結構世の中の「猫」というイメージそのままの猫でして、ツンデレだったので、呼んで素直に来てくれることももちろんあったのですが、本当に面倒くさい時はガンとして動かず、尻尾を激しく動かして返事をしたりしてましたなあ。短毛だったし、尻尾を振る力も強かったので、その尻尾が床とかカーペットとか、ベッドのシーツとかに着地するたびに、「ビターーーン!ビターーーン!!」ってすごい音が響いていた記憶が、蘇ります・・・(笑)

かぼすさんの素直な反応を見ると、一方で、そんな先代猫のこつぶさんを思い出して、「同じ猫、それも三毛猫だけど、こうも違うもんだなあ」と思ったりします。顔は、美人系で似てるっちゃ似てるんですけどね。美人なキツネ系の顔。かぼすさんは顔の毛の多さと表情で、たまにたぬきに寄ることもあるんですが。

さて、そんな、こつぶさんと異なる性格をしているかぼすさんでも、いつも、いつでも、「るんるん♪」って返事してくれたり、ウキウキで飼い主の元に来てくれるとは限りません。

頻度としては稀レベルなのですが、かぼすさんでも、どうしようもなく「何もしたくない」モードがあるみたいです。大抵、相当に不貞腐れてる時なのですが・・・。

呼んでも、無視。尻尾も動かしてくれない。でも絶対起きてる。

もう一回呼んでみよう。うん、また無視。こうなった飼い主はしつこいので、アクションしてくれるまで、呼び続けます。そうすると、うんざりしたような動きで、かぼすさんの尻尾がピコ!ピコピコ!と動きます。パフ、ポフ、と床を叩いたりね。こつぶさんとは違って、ふさふさの毛がクッションになるので、「ビターン」とは音もしない。こつぶさん程の強さで尻尾を動かすこともしないし(笑)

それでも満足しない飼い主、尻尾だけじゃなく顔を見せんかい!と最後のひと粘りで呼び続けると、ゆっくりとこっちを向きました。あら、嫌そうな顔。そのままじんわりとへそ天。「これで満足か」とでも言いたそうな表情でした。いや、言いたそうというか、完全に言ってました。

猫の顔、目って、本当に口ほどにモノを言う、ですよね。

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