お口が小さいから

マンガ

ムラ食い矯正中のかぼすさん。調子よく完食できることもあれば、なかなか食べきれずに余してしまうこともあって、余すことが続いてしまった時にはブーストをかけるために、たま〜に美味しいおやつ(フリーズドライのお魚とか、猫用おかかとか)をカリカリに添えてあげたりします。

ちなみにせんちゃんは、添え物が何もなくても、全て美味しく平らげてくれます。しかしかぼすさんに美味しいのを添えているのに、せんちゃんには何もないというのも、差別してしまっているみたいで飼い主が申し訳なくなるので、少しの量ですがトッピングしたり。食い意地が張っているせんちゃんが美味しいものに対して執着するようになってしまったら、それこそ肥満ロードまっしぐらなような気がするので・・・!

はい、そういうわけで、かぼすさんは美味しいのにありつく頻度が高くなったわけですが、何でもかんでもそのままあげればいいという単純な子ではなくって。物理的にお口が小さい、というか、食べられる一口が小さいので、何か大きいものがあったら、小さく小さく、ちぎってあげないと食べないんですね。なんて手間のかかる子なんでしょう。でもその手間すら愛おしくて、進んでやってしまう飼い主がいます。

最近、新しく仕入れたおやつが、猫用減塩おかかwith煮干しみたいなもので、これ、かぼすさんの結構なお気に入りになりました。おかかの部分は、本当に細かくなっているので、何もしなくてもぺろっと食べるのですが、問題は煮干しの方。煮干しったってすごい細くて小さいやつなので、最初は何もしなくても、これくらいなら自分で食べれるだろうと、何も加工をしないであげていたんです。

でも、甘かった。こんな小さい煮干しも、かぼすさんは食べませんでした。他のおかかはぺろり、カリカリだって数粒残ってるくらいでほとんど食べてくれていても、煮干しだけは綺麗な形のまま、お残しされていました・・・。しかも、触ってみると、しっとり濡れてる。だから、食べようと試みた形跡はあったんです。ただただ、これをガジガジと齧って噛み砕いて・・・というところまでは、できなかったってわけですね。普段、飼い主のことは散々ガジガジするのに(笑)

なんてお嬢様なんだろう、と思いながらも、食べてみたら美味しいのにと思って、次にご飯あげるときは、小さい煮干しをさらに3つに分かれるくらいにちぎり、カリカリに紛れ込ませてみたところ、その時はちゃ〜んと食べてくれてました。

不思議なのが、カリカリはちゃんと自分で噛んで食べるんです。丸呑みはしない。1〜2回はしっかり噛み砕いて飲み込んでいるんです。それなのに、おやつ系になると途端にカケラが大きいと食べなくなるんですよね。

よくある、カツオとかのスティック切り身みたいなおやつあるじゃないですか。少しの出汁と一緒にパッキングされたやつ。あれ、かぼすさん大好きなのですが、あれも細かくほぐさないと食べられないんです。大きいまま、もしくはほぐしが甘いと、少しなめたり口に入れたりはするのですが、すぐにぺって口から出すのです。そしてそのまま放置・・・まるで飼い主に、「かぼが食べやすいようにほぐせ」と言っているかのよう。

カリカリも一粒ずつしか食べないので、こればっかりは仕方ないですね(笑)お嬢様食べ、と名付けましょう。飼い主も、かぼすさんが小さい頃から、先回りしておやつをこれでもかと小さくしてあげていたので、大口を開けてものを食べるという習慣が身に付かなかったのですね。

だから、せんちゃんが食べる姿を見ると、まるでブルドーザーだな・・・と思います。大口を開けて、一気に3〜4粒すくい上げては、ガリガリガリ!って一気に噛み砕いているんで。あ、せんちゃん、早食いなのですが、ちゃんと齧るんです。偉いですよね。ご飯どきは、せんちゃんとかぼすさんのカリカリを齧る音が我が家に響いて、とっても心地いいですよ。猫がカリカリを食べる音って、本当に素晴らしいですよねえ。

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