違うのよ

マンガ

猫とは、あざとく、ずる賢いものである。

たとえ悪いことをして叱られても、それを無かったことにする術を知っている。おそらく「叱られた」ということを理解しているが、理解しているが故に、飼い主の怒りを中和させようと、あれやこれやと色々な手を使ってきます。

先日、かぼすさんが久しぶりに壁に爪とぎをしようとしました。すかさず、「こらっ」と声かけ。壁で爪とぎするのは、さすがの飼い主も叱ります。だって、爪とぎするための道具がそこかしこにあるんですもん。

かぼすさん、叱られた後、すぐにやめました。ちょっと名残惜しそうな仕草でしたが。いずれにしても注意されてすぐにやめられるのは、とっても偉い。

・・・でも、その後の行動が、何だか打算的で、「本当に反省してる?」と思ってしまいました。

ぷりぷりぽてぽて、といつものように可愛い足取りで飼い主の近くに寄ってきて、飼い主の膝に手を添えて、すっごい可愛い声で「にゃっ!」って喋りかけてきたから。

いやいや、呼んだわけじゃないからね!

思わずそう突っ込んで、笑ってしまいました。笑ってしまったら、もう負けです。かぼすさんを撫でまわして、「ずるいな〜〜」と・・・。可愛さはどんな悪事も凌駕してしまいますね。まあ、お猫様だからこそ、許してしまうのですが。

きっとこれ、完全に狙っての行動ですよね。「飼い主怒ってるわ・・・。せや、ちょっと可愛い行動して許してもらお!」みたいな。大正解です。

でもね、かぼすさん。悪いことは悪いことだから・・・!壁に爪とぎがダメなのは、変わらない事実だから・・・!飼い主も、叱るモードの時は、しっかりそれを維持しないと。気をつけます。

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