コバエなどは発生しないように気をつけていますが、帰宅時にからだに引っ付いたままお家の中に入ってきてしまった虫は、防ぎようがありません。先日、結構デカめの、なんか硬そうな虫が、我が家に不法侵入してきた時の話です。
飼い主は虫が大の苦手で、退治せずにお外に逃すなんて余裕もないので、家の中に虫がいたら、やらねばやられるの精神で立ち向かうしかありません。だって、やらないと、その虫が勝手に外に行ってくれるわけではないので。そして、退治を急ぐもう一つの理由としては、ニャンズがいるから。
やっぱり彼女たちは猫なので、動くものが大好き。それが飛ぶわ、自分の予測しない動きをするわ、な虫なら、尚更大好き。もう、すぐに動きに釘付けになって、じり、じり、と距離を詰めだすんですね。
中でもせんちゃんは食い意地が張っているので、「せんちゃんに虫を見せたら絶対食べる」って確信があったんです。絶対、嬉々として口の中に入れるって。
別にせんちゃんとはちゅ〜できる間柄ではないので、食べたら食べたで、どうってこともないんですが(かぼすさんとはちゅ〜するから絶対に虫を食べて欲しくない)、そうは言っても、できるだけ食べて欲しくないのは事実です。だって、すりすりはしてくるし・・・(笑)
で、不法侵入してきた虫を、一番に見つけたのがせんちゃん。すぐに飛びついて、ドアにくっついた虫をはたき落として、そして、飼い主の制止も聞かずに、案の定虫をくわえました。その瞬間、食らう虫による逆襲。お口の中で、虫がブブブブと暴れ出したんです。
それが思いの外すごい衝撃だったらしく、舌で虫を転がし、それでも勝てず、いよいよペッと吐き出しました。チャンス!本当はティッシュ越しでも触りたくないけれど、これをなんとかしないと、本当にせんちゃんが食べてしまうので、心の中でごめんなさいと虫に謝罪して、退治させていただきました。
その後、姿を消した虫をしばらく探していたせんちゃん。ごめんよ、虫さんはもういないんだ。
まだ夏も始まったばかりなので、これからもっと、蛾とかが入ってくるかもしれないことを考えると、憂鬱ですねえ。デカい蛾、本当に怖いんだよなあ。
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