
飼い主は失敗しました。洗濯物を畳む前に、気が緩んで、ちょっとベッドで一息、と思ったのが運の尽きでした。横になった瞬間に、かぼすさんが上に乗ってきたから。
せっかく乗ってきたからと思って、「5分だけだよ」って約束したんです。でも、飼い主の希望を叶えるための約束なんて、かぼすさんにとってはなんの意味も成しません。分かりきっていることでした。なんなら、約束した時点で、うっすら理解はしていました。
でも、流石に、洗濯物を畳む気満々でいたのに、それができないもどかしさに駆られた飼い主。一向にどく気配がないかぼすさん。痺れを切らした飼い主は、今できる最善を尽くそうと、無駄な足掻きをすることにしました。
行儀が悪いと思われるかもしれませんが、かぼすさんをどかすのがかわいそうすぎて、どかさずに、届く範囲で寝たまま洗濯物を畳むという暴挙に出たんです。
幸いなことに、我が家では、ベッドのすぐそばで洗濯物を干しています。なので、足を伸ばせば、ある程度干してある洗濯物を手繰り寄せることができるんです。
一枚ずつ、足でハンガーを取って、服を外して、かぼすさんの上で畳む。毛がつくけど今更なので、気にせずにパタンパタンと畳んでいきました。かぼすさんはずっと、ご機嫌で飼い主のお腹の上。減っていく洗濯物。でも、ついにやってくる限界。
「ここまでか・・・」と察した飼い主。かぼすさんをどうしようと悩んで、悩んだ結果、ひとまず洗濯物を放っておいて昼寝をかますことにするのでした。
こうして、良く言えば器用、悪く言えばズボラな手段におけるスキルばかりが増えていく飼い主なのでした(笑)
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