猫だって心配する

マンガ

猫が足元をうろちょろ、歩行を邪魔したり、あえて進行方向に立ち塞がったりするのって、あるあるですよね。これ、猫が飼い主のことを好きじゃないとしない、愛情表現の一つだと思っているのですが、踏んだり蹴ったりしないように慎重に歩くので、割と神経使いますよね。

かぼすさんもやりますよ。かぼすさんとしては悪気ないし、なんなら飼い主が毎度身長に歩いているから痛い目を見たことがなくて、どんな動きをしても危ないことなんてないと信じて疑ってません。それは飼い主が努力しているからであって、油断したらいつだって蹴りそうになってるんだからな・・・!

でも、猫のおかげで、普段運動をあまりしないのですが、反射神経だけは絶えず磨かれている自信はあります。猫の動きを予測、予測しきれなかった際には、まず猫に危害を加えないことを第一に、できれば自分自身が転ばないように最善の足捌きをするんですよね。

猫が足元にいると、人類はおそらく瞬間的に運動神経が良くなるに違いない。

それでも、やっぱりどうにもならないときはあるんですよね。いや、かぼすさんを踏んだり蹴ったりはしないんですよ。それは第一に守るべきことなので、そこはちゃんとできてるんですよね。でも、どうしても足捌きがうまくいかない時、あるんですよね。

特に、我が家では念の為せんちゃんが身を隠すためのゲージ(半分ブランケットで隠している状態)を置きっぱなしにしておりまして、いつでも中に入れるように、ゲージの扉も開けっぱなしなんです。

この間、ちょうどゲージ前あたりでかぼすさんが足元に突撃してきまして、一歩を踏み出すタイミングだったので慌てて踏み出した足がかぼすさんに当たらないようにした後、開けっぱなしにしていたゲージのドアに激突しまして、それ以上それを避けることができずに、あえなく転けたんです。割と派手に転びました。家の中でする転び方ではなかったように思います(笑)

ゲージのドアを蹴ったので、ガシャーンと結構な音がするし、飼い主は派手に転ぶしで、かぼすさんは咄嗟にそこから距離を置いて、ボッと毛を逆立て、警戒ポーズをした状態で固まってました。相当びっくりしたみたいです。

ひとまず、痛い思いをした飼い主ですが、つま先にちょっとだけかぼすさんの毛がかすめた気がして、転んで第一声、起き上がるよりも先に「かぼすさん大丈夫?怪我ない?」って、ボッとなっている状態のかぼすさんに声かけ。見た感じ、そういうことはなさそうですが、もはや条件反射ですね。

そうしたら、警戒モードだったかぼすさん、すぐにそれを解いて、飼い主の呼びかけにハッとして、なんとすごい駆け足で駆け寄ってきてくれたのです!顔は、心配そのもの。目をまんまるにしたまま、尻餅ついたままの飼い主に、タタタ〜って。嬉しかったなあ・・・。そのままかぼすさんを受け止めて、ぎゅっと抱きしめました・・・。尊い。

猫だって、大事な飼い主のこと、心配してくれるみたい。ありがたいですね。

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