9月中頃、友人の結婚披露宴にお呼ばれした際、久しぶりにマニキュアを塗りました。さすがに自爪ではゲストにふさわしくないかなと思い。
でも、猫飼いあるある。猫がいると、マニキュアって、なかなか塗れなくないですか?
猫には飼い主の都合なぞ知ったことではないので、絶対に何も触れない時でも、構わず構ってくれアピールをしてきます。かぼすさんをお迎えしてからはマニキュアを塗ることもなくなっていたので、かぼすさんが来てから初めてのマニキュアだったのですが、かぼすさんも例外ではありませんでした。
全部の指にマニキュアを塗り終えて(思えば片手ずつやればよかった)、手をパタパタさせて乾かしていたのですが、も〜ずっと飼い主の周りにくっついて、構え〜構え〜と(笑)
多分、マニキュアの嗅ぎ慣れないにおいもあいまって、余計飼い主に引っ付いていたんでしょう。
飼い主は分かっています。ここで少しでもかぼすさんを触れば、まだ生乾きの爪に、かぼすさんの立派なふわ毛が大量につくことを。だから心を鬼にして、拒否していたのですが・・・。
かぼすさんの必殺・可愛い顔。完全に、「こんなに可愛いのがおねだりしているのに、それでも触らないの?ふわふわだよ?」という顔をしている。(飼い主特有の拡大解釈。)
魔が差しました。慎重に、手のひらだけで、指をちょっと反らせて撫でたら、毛がつくことを避けられるのでは?と思ったんです。
でも、そんな上手くはいきません・・・。直接毛がつかなくても、撫でればその分だけ、毛が空中に舞うんだから。どう足掻いても、絶対に毛がつくんですよ。分かりきっていたのに・・・。
撫でてもらってかぼすさんは大満足。飼い主は、後悔はしていなかったものの、ちょっと虚しい気持ちで、一旦マニキュアを取り除いて、また新たに塗り直すのでした。次こそは、乾くまでは絶対に何も触らないと誓いながら。
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