せーの!

マンガ

抱っこ大好きかぼすさん。飼い主に抱っこをせがむこともあれば、逆に飼い主が「抱っこする?」とあたかも抱っこしてあげますよ風に抱っこしたい欲を見せてくることもあります。よほど抱っこが好きなんだなと思うのが、自らジャンプして、飼い主に抱っこされにくる時。これ、相当抱っこ好きじゃないとしないことですよね?きっと。

そして、賢いなあと思うのが、一応ジャンピング抱っこの時に、飼い主の合図を聞いてくれるところ。「せーの」と言いながら胸を張って手を広げると、かぼすさん、抱っこスイッチが入るみたいで、「ええんか?」みたいな顔して、飛びつく準備をします。

何度かせーの、を言うと、何度目かの「せーの」の「の」で飛びついてくるのです。分かってるなあ。

まあ、合図をしないうちに、なんなら何の予兆も示さない状態で、ジャンピングしてくることもあるのですが。その時は、毎度「合図してからきてって言ってるでしょ〜。危ないでしょ〜」と言い聞かせるのですが、聞いているのかいないのか。多分聞いてません。

これまでかぼすさんを抱っこしそびれた時はほとんどないので、どんな状態でも飼い主は自分を抱き留められるはず、と思い込んでいる可能性がありますね。信頼があるのは、ありがたいんですけど、流石に振り向きざまにこられたり、片手が埋まっている時にジャンプされるのは、ちょっと・・・(笑)

でも大抵、そういう時って、一気に頭が回転して、一瞬、運動神経が良くなる感じがするんですよね。かぼすさんを落としてはいけない!っていう意識が働くんだろうなあ。かぼすさんも一応猫なので、ちょっと受け止めるのを失敗したくらいじゃ、怪我することはないと分かってはいるんですけどね。

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